平成6年に果樹王国ひがしねを宣言した東根市では、さくらんぼのほかにも、たくさんのフルーツが皆さんを待っています。
平成6年に果樹王国ひがしねを宣言した東根市では、さくらんぼのほかにも、たくさんのフルーツが皆さんを待っています。8月は「もも」や「ぶどう」、そして「和梨」。9月から11月にかけては「りんご」や「ラ・フランス」が収穫期を迎えます。いずれも県内トップクラスの収穫量を誇り、いつおいでいただいてもても最高の味に出会えます。
- 10月下旬から11月下旬はラ・フランスがオススメです
東根市のラ・フランスの特徴
その名のとおり、フランス生まれの洋なしの一種で、この地では「みだぐなす」(意 味:ぶさいく)と言われてきました。果形は不格好で見た目は良くないが、優美な香りと芳醇な甘さとまろやかな舌ざわりで、人気急上昇中です。一度食べてみれば、きっとおいしさがわかってもらえるでしょう。
東根市のラ・フランスの収穫時期と食べごろ
収穫は10月下旬から始まりますが、すぐに食べることはできません。残念ながらもぎたては美味しくないのです。
ラ・フランスは、まだ未熟なうちに収穫し保存冷蔵庫に1ヶ月寝かせた後、2週間ほど常温に置いてやっと食べ頃になります。待ちに待ったその時期になると、なんとも言えない甘い香りが漂い食べ頃を知らせてくれますよ。
東根市のラ・フランスのイチオシ情報
ラフランスが一度に食べきれないときは、皮を剥く前にすずしい所に置いておくと長持ちします。 また、冷蔵庫で保存した場合は、食べようと思う2~3日前に庫外に出してやわらかくしてから食べるとgood!
最近では、いろんなラ・フランス菓子も発売されており楽しみも倍増です!あまりに美味しくて、 さくらんぼに替わる注目品種になってしまったりして!? - 9月中旬から12月中旬はりんごがオススメです
東根市のりんごの特徴
実りの秋に収穫される「りんご」。品種は様々ありますが、「果樹王国ひがしね」のりんごは、密がはいった「密入りりんご」です。ちょっと固い歯ごたえの後の「甘み」は格別です!
東根市のりんごの収穫時期と食べごろ
秋から初冬にかけ収穫される、「果樹王国ひがしね」「密入りりんご」は、低温で密封すれば長い期間保存できますが、通常の室温では、7~10日間がおいしさの目安になります。
東根市のりんごのイチオシ情報
【りんごの酸化防止には・・・】
りんごの褐変は、ポリフェノールという成分の酸化によって起こります。酸化を防ぐには、食塩水やビタミンCを添加した水につけると有効です。レモン汁を直接つけるのも手軽な方法。一度お試しあれ! - 12月から2月は真冬に満開になる桜 啓翁桜がオススメです
東根市の啓翁桜の特徴
啓翁桜の花言葉は、純潔、淡泊、精神美。 江戸城に生花を納めていた花き商が、「冬に花を咲かせる」この手法を編み出したといわれています。この桜には太い幹がなく、形の良い枝が何本もまとまって一つの株を作っています。 山形県は、全国的にも有数の産地。東根市の啓翁桜もまた、品質のよさを誇っています。
東根市の啓翁桜の収穫時期
啓翁桜は、苗を植えてから早いもので3年、通常では5年くらい経って、やっと枝を切ることができます。普通なら、3月下旬~4月上旬に開花する桜の花を、秋が早くやってくる山形県の気候条件をうまく利用し、促成栽培で冬期12~2月にに開花させることができます。
全国の花屋さんの店頭で、1月頃からよく見かけられる桜の花は、東根の啓翁桜かもしれません。