東京湾から海水を取り、入れ潮の干満で景色の変化を楽しむ、潮入りの回遊式築山泉水庭を誇るのが浜離宮恩賜庭園。
東京湾から海水を取り、入れ潮の干満で景色の変化を楽しむ、潮入りの回遊式築山泉水庭を誇るのが浜離宮恩賜庭園。その歴史は古く、江戸幕府が開かれて暫くは将軍家の鷹狩の場であったが、承応3年（1654年）に甲府藩主の徳川綱重がこの地を拝領し、埋め立てて別邸を立てた。その後は甲府藩の下屋敷として使用された。このため甲府浜屋敷、海手屋敷と呼ばれるようになった。綱重の子である徳川家宣が6代将軍になると、将軍家の別邸とされ浜御殿と改称して大幅な改修が行われ、茶園、火薬所、庭園が整備された。しかし観光客には余り知られていない。
- 名 称 浜離宮恩賜庭園
- 住 所 東京都中央区浜離宮庭園1-1
- TELX 03-3541-0200
- URL 公共財団法人 東京都公園協会 公式サイト
