飛鳥時代の姿を現在に伝える聖徳宗の総本山である法隆寺には、金堂や五重塔をはじめ現存する木造建築では世界最古の木造建築として広く知られ、平成5年(1993年)には姫路城とともにユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録された法隆寺。
飛鳥時代の姿を現在に伝える聖徳宗の総本山である法隆寺には、金堂や五重塔をはじめ現存する木造建築では世界最古の木造建築として広く知られ、平成5年(1993年)には姫路城とともにユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録された法隆寺。その創建の由来は、金堂の東の間に安置されている薬師如来像の光背銘や法隆寺伽藍縁起并流記資財帳(747年)の縁起文によって知ることができる。法隆寺が建立されたのは推古15年(607年)で、推古天皇と聖徳太子が用明天皇の病を治すために、薬師像を祀る斑鳩寺(現法隆寺)の建築を進めたことが始まりとされている。しかし用明天皇のために創建された最初の法隆寺は、創建から64年後の天智天皇9年(670年)に火災で焼失したと日本書紀に記されていおり、現在の法隆寺は天武天皇1年(672年)から持統天皇(689年)にかけて再建を始めたもの。また平城遷都1300年祭で例年を上回る観光観光客が訪れている。
- 名 称 法隆寺
- 住 所 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
- TEL 0745-75-2555
- URL 法隆寺 公式サイト