高山観光のシンボルとも云える高山陣屋は、元禄5年(1692)に徳川幕府の天領地となって以来、明治維新までの177年間江戸から派遣された代官や郡代が飛騨の政治を司っていた所です。
高山観光のシンボルとも云える高山陣屋は、元禄5年(1692)に徳川幕府の天領地となって以来、明治維新までの177年間江戸から派遣された代官や郡代が飛騨の政治を司っていた所です。どっしりした御門が印象的で、ぜひ訪れていただきたいスポットです。陣屋とは、江戸時代に郡代・代官が治政を行った場所で、御役所や郡代(代官)役宅、御蔵などを総称して陣屋と呼びます。飛騨代官は安永6年(1777年)に飛騨郡代に昇格し、当時3ヵ所あった郡代役所(関東・西国・美濃)と並んで幕府の重要な直轄領となりました。幕末には全国に60数ヵ所あったと云われている郡代・代官所の中で、当時の建物が残っているのはこの高山陣屋だけです。全国で唯一建物が現存する遺跡で、昭和4年(1929年)には国史跡に指定を受け、連日観光が訪れている。
- 名 称 高山陣屋
- 住 所 岐阜県高山市
- URL 高山陣屋