日光今市から会津若松に通じる旧会津西街道、別名下野街道。
日光今市から会津若松に通じる旧会津西街道、別名下野街道。会津藩によりつくられた宿場町で、延宝8年(1680年)には参勤交代の折、脇街道通行の禁止令が幕府より出され、更に明治17年(1884年)に県令三島通庸によって日光街道がつくられてから通行する人々がいなくなり、過疎の山村となった。全長約450mの往還に沿って、道の両側に妻を向けた寄棟造、茅葺の民家群がほぼ等間隔に建ち並び、江戸時代の宿場の雰囲気を色濃く残している。また伝統的建造物群及びその周囲の環境が地域的特色を顕著に示しており、昭和56年(1984年)には重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
- 名 称 大内宿
- 住 所 福島県
- URL 福島県の町並みと歴史建築 サイト