宮崎県の南西部に位置する都城市関之尾町にかかる関之尾滝。
宮崎県観光スポット 関之尾滝
宮崎県の南西部に位置する都城市関之尾町にかかる関之尾滝。大淀川支流の庄内川にかかる大滝、男滝、女滝の3つからなり、幅約40m、落差18mの大滝はおよそ11万年前の加久藤カルデラの噴出物である溶結凝灰岩を浸蝕している。男滝は北前用水路の余水吐き、女滝は取水口で明治時代に岩を掘ってつくられたもの。滝から上流600m、最大幅80mに渡って広がる甌穴群は迫力満点で、日本の滝100選に選ばれている。また今から600年前、都城城主北郷資忠公が月見の宴を行った。庄内一の美女十八才の通称お雪がよばれ、殿様にお酌をしたが、緊張のあまり酒を零してしまった。それを苦にしたお雪は宴の終わった後、滝壷に身を投げてました。お雪の恋人経幸は日夜悲嘆にくれて滝の上から声を限りにお幸の名を呼び続け泣き悲しみ、槍の穂先で岩に思いをこめた一首の歌を刻み残し、行方が分からなくなった悲話が残っており、訪れる観光客の泪を誘っている。
- 名 称 関之尾滝
- 住 所 宮崎県都城市関之尾町
- URL 関之尾滝 公式サイト