奈良時代から平安時代にかけ、日本海側に置かれた大規模な地方官庁の遺跡です。
秋田県観光スポット 秋田城跡
奈良時代から平安時代にかけ、日本海側に置かれた大規模な地方官庁の遺跡で、政治や軍事そして文化の中心地であったのが秋田城跡。天平5年(733年)に、秋田村高清水岡に遷された当初は出羽柵と呼ばれ、やがて天平宝字(760年)ごろ秋田城と呼ばれるようになった。奈良時代には出羽国の政治をおこなう国府が置かれ、また、津軽・渡島のほか大陸の渤海国など対北方交易の拠点としても重要な役割を果たしていたと考えられている。昭和14年(1939年)には、秋田城解明の重要な手がかりとなる木簡をはじめ出土品も多く発掘され、一帯が国の史跡に指定されている。 平成10年(1998年)に東門、(平成20年(2008年)に古代水洗トイレが復元。現在は高清水公園として整備され、瓦葺きの築地塀と東門が平成10年(1998年)に復元され、秋田市の観光拠点としても注目されている。
- 名 称 秋田市教育委員会 秋田城跡調査事務所
- 住 所 秋田県秋田市寺内焼山9-6
- URL 秋田市教育委員会 秋田城跡調査事務所 サイト